平和の祈りについて

基本理念

2018年開催前文

46億年前の地球誕生から現代に至るまでの地球の歩みの中で、最後に登場した人類が、母なる地球に環境破壊という深刻な危害を加えている。
また、人類自身もその長い歴史の中で、国家や地域、さらに宗教間等での数限りない戦いを繰り返し、今なお争い続けている。

「世界144,000人の平和の祈り」のテーマは、「神々へのお詫びと感謝」です。これまでの数えきれない悲惨な戦争の歴史の中で、世界で唯一の核被爆国の日本、戦争放棄をうたう憲法第9条を持つ日本。この日本国民のひとり一人が「神々へのお詫びと感謝」に目覚め、世界平和のために力を合わせて、行動を開始しましょう。この行動が、地球の守り手として、日本から世界に平和を投げかけ、実現していくための礎となるのです。

144,000人の集まりは、決して選ばれし人たちではありません。愛のエネルギーを地球や人に送りたい人、平和な社会を子供たちの未来につなげたい人、地球環境を積極的に守りたい人などの集合体です。その意識に共感し、目覚めた人たち144,000人が世界平和に向けて活動し始めれば、地球の未来は変わっていくのです。子供たちに、100年後、1000年後の希望ある地球を残すことができます。

この希望ある未来の実現を信じ、同じ思いを持った5,000人が2018年9月22日(土)、23日(日)にパシフィコ横浜に集い、そして世界中の5,000人と合わせて<一万人の集い>として、ひとり一人が平和への想いに目覚め、ひとり一人がその主役となって発信をしていきます。この<一万人の集い>から、新たな地球未来が始まっていきます。この<一万人の集い>のことを、心ある人に伝えてください。組織や団体の力ではなく、ひとり一人が誘い、集い、盛り上げて成功させましょう。
私たち<一万人の集い>で、「世界144,000人の平和の祈り」を達成し、世界中に「地球への祈りとお詫び」を届けましょう。

平和の祈り理念

愛と希望の“祈り

私たちの身近なところにある“祈り”

あなたは、これまでの人生で、どのようなことを祈ってきましたか?

以前、世界陸上競技のテレビ番組を観ていて、ある選手がレース前に目を閉じて、祈りを捧げているような光景を目にしました。
テレビカメラも彼を捉えて映し、その光景をじっと見守っていました。
彼は自分のこれまでの練習の成果を、そのポテンシャルを、この大舞台の本番で出せるようにと願い、祈りを捧げていたのでしょうか?それとも、これまでの選手としての生活と人生を支えてくれた家族やコーチ、仲間たちへ、感謝の祈りを捧げていたのでしょうか?
その静かなひと時の光景は、レース前のテンションが上がっていく場面にも関わらず、とても美しくキラキラと輝いていて、また不思議と彼の魅力に引き込まれながら、自然と応援したくなるような、特別な空気を纏っていました。
また、エキスパートたちを取材するドキュメンタリー番組の中で登場した、日本を代表する超一流の経営者の方は、ご自身が登壇される講演会の前に、静かに目を閉じて、祈りと思えるような行為をされていらっしゃいました。
その光景を不思議に思ったテレビ局のスタッフが、そのときのインタビューで理由を尋ねられると「心を落ち着かせることと、ここに立つためにサポートをしてくれたすべての存在に感謝をするために行ったものだよ」と、満面の笑顔で、スタッフの問いに受け答えていました。

このように、“祈り”とは、実は私たちの普段の何気ないワンシーンの中で存在し、日常生活の中でふとしたときに、行っているような身近なものです。
あなたがこの世に生を受けたとき、あなたの家族はあなたの無事を願い、産声が聞こえるまで、祈りを捧げていたことでしょう。
あなたがどこかに出かけるときには、あなたのご両親は、あなたが無事に帰ってきますように、と心から祈ったことと思います。
また、あなたが病気になったとき、あなたが受験や試験を受けるときには、病から健康を取り戻せますようにと祈ったことでしょうし、自分の志望通りに合格しますように、と祈願したことでしょう。
あなたの手に負えないことが起きたときには、救いの手を求めて祈りを捧げたこともあるかもしれませんし、世界のどこかで災害や争いが起きてしまったときには、様々な思考や意識を超えて、その地に住む人々の安全と終結に向けての平和を祈ったことがあるかもしれません。

そう思うと、私たちの人生の中で“祈り”というものは、とても当たり前で、自然な行為であると共に、自分の心や人生にも大きく影響を与えるものであり、自分だけでなく、大切な人や他人のためにも慈愛と共に捧げることのできるものではないでしょうか。

想いは、届けられる

祈りの持つ力について、世界である社会的な実験が行われたことがあります。

NHKの『超常現象 科学者たちの挑戦』という番組で取り扱われたお話です。アメリカの北西部の人里離れた荒野で年に一度、「バーニング・マン」というイベントが開催されています。ここでは、毎年何万人という人たちが集まり、一切外部との接触を絶って、1週間という限られた期間の中で、新たに出会った人たちと共同生活を営み、相互扶助社会で生きるという実験が行われています。
そのイベントでは、フィナーレに、シンボルとしてその町の真ん中に作られた人間の像を最後に燃やすのですが、そのときに番組の中で行われた機械を使った実験結果が、科学者たちをあっと驚かせるようなデータになったのです。
シンボルの人間の像に火がつき燃え尽きるとき、実験で用いられていた0と1とを勝手に出していく乱数の装置で、ある異常な数値が確認されました。
だいたい統一された数字で平均的に出すはずの装置が、数学的にとんでもなく低い確率になるも関わらず、偏った数値を出していることに気づいたのです。

科学者たちは、この装置が今回の実験と同じように、偏った数値を出していた特別な出来事を、以前も経験していました。
1995年に日本で起きた阪神・淡路大震災。
2001年にアメリカのニューヨークで起きたアメリカ同時多発テロ事件。
このときは今回の「バーニング・マン」のフィナーレと同じように、装置の乱数が偏った、特異な数値を結果として引き起こしていたのです。

このことから、人の“祈り”や“想念”による“想い”の集合意識が引き起こす様々な出来事によって、電子的な数字でさえも変化を起こすことができるのではないか?という説が科学的に検証され、証明されることになったのです。

100匹目の猿現象-世界が変わる奇跡の法則-

また、“想い”は必ず届けられ、世界に変革と奇跡をもたらす例として、ライアル・ワトソン氏の『生命潮流』のお話を船井幸雄氏が『100匹目の猿―思いが世界を変える』で紹介されたことがあります。

『100匹の猿現象』の話の舞台は宮崎県串間市。その場所にある幸島に生息する猿の起こした変革と奇跡のお話です。簡単にご紹介をします。

『幸島に生息する1匹の猿が、食料である芋を海で洗って食べるようになり、その後、習慣になかった「芋を洗って食べる」という行為が、幸島の他の猿たちにも広がっていきます。次第にその数も増えていき、何匹、何十匹もの猿が、海で芋を洗うようになっていきました。そして、芋洗いが緩やかに伝播し、芋洗いをする猿の数が閾値の100匹目を超えたとき、事態は急変します。
その日の夕方には、幸島の猿の群れ全体に芋洗いの習慣が広がり、他の島々の猿の群れや、さらに遠く場所を隔てた大分県の高崎山の猿の群れにも、突然この習慣や行動が見られるようになったのです。』

このお話は、想いの集合意識が接触のない同類の仲間にも伝播していくということを紹介した例え話ですが、同じようなことをエドガー・ケイシー氏も「小さなパンの種がパン全体を発酵させる」という素朴な言葉でお話をされています。
これは、「精神的に調和の取れた一握りの人間が、人類全体の意識を向上させる事ができる!」という、世界が変わっていく力強い奇跡の法則です。
この法則は、「臨界質量の原理」とも言われて、広く知られています。これは、まるでウランの核分裂のように、特定の物質が連鎖反応を持続していくのに、最低限度必要な量が決まっていて、その量が少な過ぎると爆発は起きませんが、いったん連鎖反応が現れ始める境界点、つまり、「臨界質量」にまで到達すると、途端に事態は急変し、大爆発を起こす、というものです。

「バーニング・マン」のお話、「100匹目の猿現象」のお話、エドガー・ケイシーの「小さなパンの種」のお話、「臨界質量の原理」などに象徴されるように、想いの集合意識というものは、ある一定の意識にまで到達すると、地球に変容をもたらし、さらに、みんなが意識を高めていけば、本当のアセンションが起きた世界で、奇跡をみんなで体験することができる!のです。

自分から誰かの希望へと変わる2つのステップ

ある潜在意識研究の第一人者の専門家は、祈りにも「願いの祈り」「救いの祈り」「平和の祈り」「感謝の祈り」「祝福の祈り」というような、自分自身の段階を経て、いくつかの種類があるように思う、というお話をされています。

誰もが最初は、個人の意義や価値を重視して、自分の利益を求める祈りから始まっていきます。例えば、スポーツの成果や受験の合格、自分の健康などに関してですが、これらは主体がすべて自分にあって、自分に対する祈りを捧げています。そこから次第に、自分を含めた家族や大切な人に対する祈りへ祈る対象が増えていったり移っていったりして、最後はそれらも含めた社会や世界や地球意識の広い視野で祈るようにステップアップをしていきます。

つまり、“祈り”でポイントになるのは、『自利から利他へ』の精神で祈ること、です。

『自利』と『利他』とは、聖徳太子によって著されたとされる「三経義疏」の中の「維摩経義疏」で書かれている先人たちの教えです。
『自利利他』とは、自らの利益を追求しつつ、相手の利益をも考慮し、共に繁栄する道を探ることです。

“祈り”においても、今の時代、同じことが大切なのではないだろうか、という提唱がされています。溺れながら、溺れた人を助けることができないのと同じように、まずは自分の願いを高めて祈り、自分の願いを叶えながら昇華させて、他人も豊かになっていくように世界に貢献する繁栄の祈りができるようになっていくことが肝心な時代になってきた、といえるのかもしれません。

聖徳太子が「和を以て貴しとなす」という言葉を遺したように、人々が自分自身を愛し、尊重しながら、みんなが仲良く、調和をしていくようなあらゆるものを超えた瞬間が、私たちの直ぐそばまでやってきています。

144000人に秘められた新しい世界への扉

歴史の中に隠されたキーワード

現在、世界の人口は、約72億人とも言われています。その中の144000人の共通の集合意識を持った光の仲間たちが、自覚し、手を結び合い、祈ることで、新しい世界への扉が開かれ、地球の意識が大変革を起こします。

この「144000」という数字は、色々な場所に書かれていて、どこからが起源なのか、どこの出典が先なのかは定かではありませんが、その始まりは“アトランティス時代にまで遡る”という話もあります。その話として『144000人が目覚めるとき、地球を変革しうる存在となる』という伝説が残っているのですが、それ以外にも世界中にあるたくさんの聖典や預言書の中に「144000」という数字が今でも多く残っています。その他にも「地球のグリッドが144000ある」とか、「144ヶ所ある」とか、「人間の経絡(ツボ)も144000ある」とか、この数字は象徴的な数字として、実は広く語られているものです。

世界的な預言書に導かれている「144000」とは?

一番世界的に有名なものとしては、新約聖書に記載されている「ヨハネの黙示録」に出てくる「144000」の数字です。
この「ヨハネの黙示録 第7章3節」には、このような記載がされています。

『われらが我らの神の僕の額に印するまでは、地をも海をも樹をも害ふな』
(訳)わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印を押してしまうまでは、地をも海をも木をも害を与えてはいけません。

『われ印せられたる者の數を聽きしに、イスラエルの子等のもろもろの族の中にて印せられたるもの合せて144000あり』
(訳)わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子孫のあらゆる部族のうち、印をおされた者は144000人であった。

『ユダの族の中にて一萬二千印せられ、ルベンの族の中にて一萬二千、ガドの族の中にて一萬二千、』
(訳)ユダの部族のうち、一万二千人が印をおされ、ルベンの部族のうち、一万二千人、ガドの部族のうち、一万二千人、

『アセルの族の中にて一萬二千、ナフタリの族の中にて一萬二千、マナセの族の中にて一萬二千、』
(訳)アセルの部族のうち、一万二千人、ナフタリの部族のうち、一万二千人、マナセの部族のうち、一万二千人、

『シメオンの族の中にて一萬二千、レビの族の中にて一萬二千、イサカルの族の中にて一萬二千、』
(訳)シメオンの部族のうち、一万二千人、レビの部族のうち、一万二千人、イサカルの部族のうち、一万二千人、

『ゼブルンの族の中にて一萬二千、ヨセフの族の中にて一萬二千、ベニヤミンの族の中にて一萬二千印せられたり。』
(訳)ゼブルンの部族のうち、一万二千人、ヨセフの部族のうち、一万二千人、ベニヤミンの部族のうち、一万二千人が印をおされた。

『この後われ見しに、視よ、もろもろの國・族・民・國語の中より、誰も數へつくすこと能はぬ大なる群衆、しろき衣を纏ひて手に棕梠の葉をもち、御座と羔羊との前に立ち、』
(訳)その後、わたしが見ていると、見よ、あらゆる国民、部族、民族、国語のうちから、数えきれないほどの大ぜいの群衆が、白い衣を身にまとい、しゅろの枝を手に持って、御座と小羊との前に立ち、

『大聲に呼はりて言ふ 「救は御座に坐したまふ我らの神と羔羊とにこそ在れ」』
(訳)大声で叫んで言った、「救は、御座にいますわれらの神と小羊からきたる」。

ここに記載のある「144000の人たち」はイスラエルの民の子孫であり、今では世界中に広がった人類全体の中での象徴的な数字と伝えられています。

この象徴的な「144000の人たち」が預言書に書いてあるように世界中でつながり、同時期に一定の意識に到達することで、新しい未来と新しい世界への扉が開かれ、出現するものと信じられているのです。

マヤ暦で一度実行された、世界144000人の祈りが起こした軌跡

マヤ暦における暦の終わりとして、2012年12月21日にアセンションが起きるという話を、一度は耳にした覚えがありませんか?

このマヤの長期暦が終わって、新しい時代の周期に入ることを見つけたホセ・アグエイアス博士というマヤ暦研究の第一人者の方が、実は一度、世界144000人の人とつながる世界一大イベントを開催されたことがあります。
それは、1987年8月16日と17日のこと。
この2日間に世界各地の聖地に144000人の人たちを集めて、新しい時代を無事に迎えられるように、マヤ暦が2012年12月21日に収束するように、地球規模の瞑想と惑星平和の催しである「ハーモニック・コンバージェンス」が開催されました。これには「調和の収束」「預言の収束」などの意味が込められていたそうですが、世界中の方々がこの呼びかけに賛同し、大きな地球規模の祈りが達成され、マヤ暦が収束をした現在でもひとつの伝説として語り継がれています。

この時、世界に12体存在すると言われる伝説のクリスタル、アースキーパークリスタルの1体が、ハワイのカウアイ島にあるヒンズー教寺院に安置されました。アースキーパークリスタルは、集団意識を喚起して、新しい世界と新しい次元を作っていくために必要な、人類が変わっていくキッカケやトリガーになると考えられています。

アースキーパークリスタルが出現すると、人類が新たな次元にいく

現在、世界で2体目となるアースキーパークリスタルが出現し、高知県高知市にある「加尾の庭」に安置されています。次の人類が変わっていくトリガーは、実は日本にあるのです。「終わりの始まり」という言葉がある通り、収束の後には、始まりが待っています。このアースキーパークリスタルが鍵になって「ミロクの世」「千年王国」「黄金時代」と様々な文化で、色々な言葉で言い表されている、次の新しい世界、新しい次元が、今、始まろうとしています。

その新たな世界の始まりが、2018年9月22日(土)23日(日)に神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催する世界144000人の平和の祈り〈一万人の集い〉と10月20日(土)21日(土)に高知県室戸市で開催される世界144000人の平和の祈り〈炎の祈り・わだつみの清め〉です。
この計4日間で、世界平和の実現を唯一のテーマにして、宗教や国境や人種や意識や思考など、これまでのあらゆる枠を超越して、世界中の144000人の人たちと心と手を結びあってつながっていき、世界平和を祈願し、成就するための祈りを、お心のある皆様とともに、捧げていきたいと思います。

東経135度線に文明が集まってくるとされる『ガイアの法則』のように、世界平和が実現していくための、新しい時代の始まりになっていくでしょう。

理想郷の実現-世界がひとつになるとき-

世界144000人の平和の祈りは始まり

世界144000人の人たちがつながり、同じ目的と同じ意識で集まることで、イベントが終わった後には、誰もが幸せであるような平和な世界を創りあげることができます。このイベントに関係してくださった世界中のたくさんの人たちが新しいネットワークでどんどんつながっていって、大きな大きな新しい社会が創られていくことでしょう。
150年前の幕末に世界に開かれた日本を、当時の日本人たちが明治維新として成し遂げるキッカケを作ったように、このイベントで日本の地から地球維新、もしかしたら宇宙維新が始まるひとつのキッカケになって、3次元と5次元の融合が図られていく時代が来るのではないだろうか?このことをキッカケに大多数の人が目覚めていくのではないか?新しい世界、新しい次元、新しい社会が創り出されていくのではないか?
きっと、あらゆることがこれからの始まりになっていくことでしょう。

新しい世界・理想郷を144000人の人たちと

144000人の光の仲間たちが、自覚し、手を結び合うことで、新しい世界への扉が開かれ、地球の意識が大変革を起こします。フランク・アルパー氏の言葉で言うなら、144000人とは、『約束の地』の『光の仲間たち』であり、他にも『エデンの園』『ミロクの世』『千年王国』『黄金時代』『新しいエルサレム』など、世界中で色々な言葉で表されている『理想郷』を実現させることを約束した人たちのことを言います。『神』への奉仕のために、ここに転生し、才能を提供し、能力を活かして、人類の意識を高めようとする人たちです。
初めはみんな1人でここに降り立ちます。それから、その1人がほかの1人を見つけ、その2人がほかの2人を見つけ、その4人がほかの4人を見つけ、やがて12人が12人を見つけ、1000倍になります。144000人の目覚めた人々が、自分がそのうちの1人であるという宣言と決心をすることによって、みんなのろうそくは輝き、世界は光となっていくのです。
あなたの光を、私たちは待っています。

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