私たちは「祈り」によって、人類の意識を変革することで、
これからの時代に世界が平和で豊かな新しい地球社会を創造し
100年後、1000年後に希望ある地球を渡していくことを目指しています。

前文

46億年前の地球誕生から現代に至るまでの地球の歩みの中で、最後に登場した人類が、母なる地球に環境破壊という深刻な危害を加えている。

また、人類自身もその長い歴史の中で、国家や地域、さらに宗教間等での数限りない戦いを繰り返し、今なお争い続けている。

これまでの数えきれない悲惨な戦争の歴史の中で、世界で唯一の核被爆国の日本、戦争放棄をうたう憲法第9条を持つ日本。この日本国民のひとり一人が「お詫びと感謝」に目覚め、世界平和のために力を合わせて、行動を開始しましょう。この行動が、地球の守り手として、日本から世界に平和を投げかけ、実現していくための礎となるのです。

世界中から集まった144,000人の人々は、決して選ばれし人たちではありません。愛のエネルギーを地球や人に送りたい人、平和な社会を子供たちの未来につなげたい人、地球環境を積極的に守りたい人などの集合体です。その意識に共感し、目覚めた144,000人の人たちが世界平和に向けて活動し始めれば、地球の未来は変わっていくのです。子供たちに、100年後、1000年後の希望ある地球を残すことができます。

この希望ある未来の実現を信じ、同じ思いを持った私たちひとり一人が、今、平和への想いに目覚め、ひとり一人がその主役となって平和の発信をしていきましょう。新たな地球の未来が始まっていきます。

平和の祈り 基本理念

“祈り”とは、人類の愛と希望のシンボルでもあり、
これからの人類の意識が変革・進化していくために
最も身近で、最も善意に基づいたものであり、
多くの意思や意識を共有するこのできる行動である。

意義・目的

私たちの身近なところにある“祈り”

あなたは、これまでの人生で、どのようなことを祈ってきましたか?
以前、世界陸上競技のテレビ番組を観ていて、ある選手がレース前に目を閉じて、祈りを捧げているような光景を目にしました。
テレビカメラも彼を捉えて映し、その光景をじっと見守っていました。

彼は自分のこれまでの練習の成果を、そのポテンシャルを、この大舞台の本番で出せるようにと願い、祈りを捧げていたのでしょうか?それとも、これまでの選手としての生活と人生を支えてくれた家族やコーチ、仲間たちへ、感謝の祈りを捧げていたのでしょうか?

その静かなひと時の光景は、レース前のテンションが上がっていく場面にも関わらず、とても美しくキラキラと輝いていて、また不思議と彼の魅力に引き込まれながら、自然と応援したくなるような、特別な空気を纏っていました。

また、エキスパートたちを取材するドキュメンタリー番組の中で登場した、日本を代表する超一流の経営者の方は、ご自身が登壇される講演会の前に、静かに目を閉じて、祈りと思えるような行為をされていらっしゃいました。

その光景を不思議に思ったテレビ局のスタッフが、そのときのインタビューで理由を尋ねられると「心を落ち着かせることと、ここに立つためにサポートをしてくれたすべての存在に感謝をするために行ったものだよ」と、満面の笑顔で、スタッフの問いに受け答えていました。

このように、“祈り”とは、実は私たちの普段の何気ないワンシーンの中で存在し、日常生活の中でふとしたときに、行っているような身近なものです。

あなたがこの世に生を受けたとき、あなたの家族はあなたの無事を願い、産声が聞こえるまで、祈りを捧げていたことでしょう。
あなたがどこかに出かけるときには、あなたのご両親は、あなたが無事に帰ってきますように、と心から祈ったことと思います。

また、あなたが病気になったとき、あなたが受験や試験を受けるときには、病から健康を取り戻せますようにと祈ったことでしょうし、自分の志望通りに合格しますように、と祈願したことでしょう。

あなたの手に負えないことが起きたときには、救いの手を求めて祈りを捧げたこともあるかもしれませんし、世界のどこかで災害や争いが起きてしまったときには、様々な思考や意識を超えて、その地に住む人々の安全と終結に向けての平和を祈ったことがあるかもしれません。

そう思うと、私たちの人生の中で“祈り”というものは、とても当たり前で、自然な行為であると共に、自分の心や人生にも大きく影響を与えるものであり、自分だけでなく、大切な人や他人のためにも慈愛と共に捧げることのできるものではないでしょうか。

想いは、届けられ、人や世界を変革させる

祈りの持つ力について、世界である社会的な実験が行われたことがあります。

NHKの『超常現象 科学者たちの挑戦』という番組で取り扱われたお話です。アメリカの北西部の人里離れた荒野で年に一度、「バーニング・マン」というイベントが開催されています。ここでは、毎年何万人という人たちが集まり、一切外部との接触を絶って、1週間という限られた期間の中で、新たに出会った人たちと共同生活を営み、相互扶助社会で生きるという実験が行われています。

そのイベントでは、フィナーレに、シンボルとしてその町の真ん中に作られた人間の像を最後に燃やすのですが、そのときに番組の中で行われた機械を使った実験結果が、科学者たちをあっと驚かせるようなデータになったのです。
シンボルの人間の像に火がつき燃え尽きるとき、実験で用いられていた0と1とを勝手に出していく乱数の装置で、ある異常な数値が確認されました。

だいたい統一された数字で平均的に出すはずの装置が、数学的にとんでもなく低い確率になるも関わらず、偏った数値を出していることに気づいたのです。

科学者たちは、この装置が今回の実験と同じように、偏った数値を出していた特別な出来事を、以前も経験していました。
1995年に日本で起きた阪神・淡路大震災。
2001年にアメリカのニューヨークで起きたアメリカ同時多発テロ事件。
このときは今回の「バーニング・マン」のフィナーレと同じように、装置の乱数が偏った、特異な数値を結果として引き起こしていたのです。

このことから、人の“祈り”や“想念”による“想い”の集合意識が引き起こす様々な出来事によって、電子的な数字でさえも変化を起こすことができるのではないか?という説が科学的に検証され、証明されることになったのです。

100匹目の猿現象-世界が変わる奇跡の法則-

また、“想い”は必ず届けられ、世界に変革と奇跡をもたらす例として、ライアル・ワトソン氏の『生命潮流』のお話を船井幸雄氏が『100匹目の猿―思いが世界を変える』で紹介されたことがあります。

『100匹の猿現象』の話の舞台は宮崎県串間市。その場所にある幸島に生息する猿の起こした変革と奇跡のお話です。簡単にご紹介をします。
『幸島に生息する1匹の猿が、食料である芋を海で洗って食べるようになり、その後、習慣になかった「芋を洗って食べる」という行為が、幸島の他の猿たちにも広がっていきます。次第にその数も増えていき、何匹、何十匹もの猿が、海で芋を洗うようになっていきました。そして、芋洗いが緩やかに伝播し、芋洗いをする猿の数が閾値の100匹目を超えたとき、事態は急変します。

その日の夕方には、幸島の猿の群れ全体に芋洗いの習慣が広がり、他の島々の猿の群れや、さらに遠く場所を隔てた大分県の高崎山の猿の群れにも、突然この習慣や行動が見られるようになったのです。』
このお話は、想いの集合意識が接触のない同類の仲間にも伝播していくということを紹介した例え話ですが、同じようなことを“千年紀ビジョン”でも有名なエドガー・ケイシー氏も「小さなパンの種がパン全体を発酵させる」という素朴な言葉でお話をされています。
これは、「精神的に調和の取れた一握りの人間が、人類全体の意識を向上させる事ができる!」という、世界が変わっていく力強い奇跡の法則です。

この法則は、「臨界質量の原理」とも言われて、広く知られています。これは、まるでウランの核分裂のように、特定の物質が連鎖反応を持続していくのに、最低限度必要な量が決まっていて、その量が少な過ぎると爆発は起きませんが、いったん連鎖反応が現れ始める境界点、つまり、「臨界質量」にまで到達すると、途端に事態は急変し、大爆発を起こす、というものです。

「バーニング・マン」のお話、「100匹目の猿現象」のお話、エドガー・ケイシーの「小さなパンの種」のお話、「臨界質量の原理」などに象徴されるように、想いの集合意識というものは、ある一定の意識にまで到達すると、地球に変容をもたらしていきます。
私たちは“祈り”によって想いの集合意識を形成し、さらに意識を高め合って地球の変容を実現し、本当のアセンションが起きた世界で、奇跡をみんなで体験することができる!と確信しています。

理想郷の実現を目指して-世界がひとつになるとき-

世界144,000人の平和の祈りは、これからの未来への始まり

世界144,000人の人たちがつながり、同じ目的と同じ意識で集まって祈りを捧げることで、誰もが幸せであるような平和な世界が夢ではなく、実現することができます。そして、世界144,000人の平和の祈りに関係してくださった世界中のたくさんの人たちが、新しいネットワークでどんどんつながっていって、大きな大きな新しい社会が創られていくことでしょう。
そして、それはインターネットの普及やスマートフォンなどのツールが充実した現在だからこそ、可能になってきた、といえるタイミングです。今の時代であれば、世界中の人がつながり、世界同時刻に、同じ意思と意識を共有して、同時に祈りを捧げることができるようになりました。

さらに、その人たちで、新しい社会、新しいネットワークを創造することも可能です。
150年前の幕末に世界に開かれた日本を、当時の日本人たちが明治維新として成し遂げるキッカケを作ったように、このイベントで日本の地から地球維新、もしかしたら宇宙維新が始まるひとつのキッカケになって、3次元と5次元の融合が図られていく時代が来るのではないだろうか?このことをキッカケに大多数の人が目覚めていくのではないか?新しい世界、新しい次元、新しい社会が、現代を生きる私たちの手で、創り出されていくのではないか?
きっと、あらゆる未来への可能性が、これからの始まりになっていくことでしょう。

新しい世界・地球の理想郷を世界中の144,000人の人たちと

この想いに共感し、価値観をわかち合える144,000人の人たちがつながり、同じ未来を目指す仲間となり、自覚し、手を結び合うことで、新しい世界への扉が開かれ、地球の意識が大変革を起こしていきます。フランク・アルパー氏の言葉で言うなら、144,000人とは、『約束の地』の『光の仲間たち』のこと。しかし、その他にも『エデンの園』『ミロクの世』『千年王国』『黄金時代』『新しいエルサレム』など、世界中で色々な言葉で表されている『理想郷』を実現させることを約束した人たちのこと、とも伝えられています。それは、この地球に生まれ、才能を提供し、能力を活かして、人類の意識を高めようとしている人たちです。

初めはみんな1人でこの地球に生まれます。それから様々な人と巡り会います。
それと同じように、私たちの活動も、始めはみんな1人でこの想いに共感します。
それから、その1人がほかの想いを共鳴する1人を見つけ、その2人がほかの2人を見つけ、その4人がほかの4人を見つけ、やがて12人が12人を見つけ、これが1000回繰り返し連鎖して続いていくと、やがて144,000人へとたどり着いていくのです。
こうして、144,000人の目覚めた人々が、自分がそのうちの1人であるという宣言と決心をすることによって、心の中にある世界平和へのろうそくは灯され輝き、世界はその光とあたたかさで包まれていくのです。あなたの世界平和への光を、私たちは待っています。